お知らせ・活動報告

Medtec Japan、CPHI Japanに参加しました


2023年4月20日、東京ビッグサイトで開催された医療機器の製造・開発展示会Medtec Japanおよび国際医薬品開発展CPHI Japanに参加しました。

今回の訪問の収穫は、宮崎県の東九州メディカルバレー構想推進アドバイザーである吉川典子先生がこの業界で大変顔が広いことを改めて認識したことでありました。3日のうちの中1日のみの参加でしたが、午前中、東九州メディカルバレー構想のブースを訪れますと吉川先生がそっと現れ、広い会場を案内して下さりました。

解説付きの企業ブース訪問は効率よく、またCDMO(医薬品受託製造)など、私には聞きなれない業界用語を学ぶ機会となりました。CPHIの会場はMedtecとは異なる雰囲気で海外企業も多く出展していました。多くの方の説明を受け、名刺交換ができました。

大学からの出展もありました。鳥取大学は、約10年前から医工連携事業に取り組んでいるようです。「発心」「雲水」と名付けた医療機器開発人材育成講座の紹介や、ニーズ発表会を開催しなくても集まる病院内ニーズ、それを端緒にした「小さな成功例」等、鳥取大学が大学全体で積極的に取り組んでいる様子が伝わりました。宮崎県と似通った地域環境の中で医工農連携を目指す鳥取大学の取り組みに学ぶところが多くありました。ITやデザインに関するブースでは、これからの日本を担う若い人達の話に耳を傾けました。一方で、名古屋市立大学および 国立成育医療研究センターの國本桂史先生のお話は大変興味深いものでした。デザインの専門家だと後で分かりましたが、日本に1台しかない3Dプリンターを利用した再生医療の研究について目を輝かせて話される姿が印象的でした。気が付くと時計は既に午後3時になっていました。昼食も取らずに私をエスコートして下さった吉川先生に感謝申し上げます。

これからの東九州メディカルバレー構想について大分、宮崎県庁の方々と話す時間もあり、大変有意義な一日でした。

宮崎県企業の出展の様子は、宮崎県のホームページに掲載されています。
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/shokuhin-medical/shigoto/shokogyo/medical_valley/event/20230315170557.html


医療機器の製造・開発展示会 Medtec Japan

国際医薬品開発展 CPHI Japan


2023.04.21. お知らせ・活動報告