宮崎大学医学部附属病院皮膚科では、下記の臨床研究を実施していました。皆様には本研究の趣旨をご理解いただき、また多大なるご協力をいただきまして誠にありがとうございました。

研究課題名

1.研究の概要

HTLV-1抗体陽性で皮膚病変のある患者さんから採取した皮膚病変の組織切片を用いて染色体異常、遺伝子異変、遺伝子発現解析などを含む遺伝子解析を施行し、その異常と臨床病型、予後等との関連について解析しました。

2.目的

皮膚病変のあるATLLの患者さんの皮膚病変を解析し予後を明らかにすることで、急速に病気が進行する方と緩徐に病気が進行する方を判別し、それぞれ適した治療方法や新たな治療方法の検討を行いました。

3.対象者

平成26年3月から平成31年12月に本院皮膚科に通院もしくは入院され、皮膚生検を施行させていただいた方を対象としました。

4.方法

対象となる方のカルテ情報から背景情報(年齢、性別、病歴、診断名、治療歴など)と血液検査結果を利用させていただき、さらに皮膚生検から染色体異常、遺伝子変異、遺伝子発現解析を行い、臨床病型と予後等との関連を解析しました。

5.費用負担

この研究を行うにあたり、対象となる方が新たに費用を負担することは一切ありません。

6.利益及び不利益

この研究にご参加いただいた場合の利益・不利益はありません。参加を拒否された場合でも同様です。

7.個人情報の保護

研究にあたっては、対象となる方の個人を同定できる情報は一切使用しません。

8.研究成果の公表

この研究で得られた研究成果を、学会や医学雑誌等において発表しております。この場合でも個人を特定できる情報は一切利用しません。

9.参加を拒否される場合

この研究にご参加いただけない場合は、予め期日までに当科へご連絡をいただくよう周知した上で進めています。

10.疑問や質問があった場合の連絡先

この研究に関するお問い合わせは、下記へお願いいたします。

問合せ先
宮崎大学医学部附属病院皮膚科
当ホームページ内 卒後研究・『問い合わせ』からお進みください。