宮崎大学 医学部 内科学講座 神経呼吸内分泌代謝学分野(第3内科)

お知らせ・新着情報

Harrison勉強会を開催しています。

当教室では、柳 助教が毎週火曜日夕方5時から約2時間、医学生を対象に、内科学の代表的な教科書である”Harrison’s Principles of Internal Medicine”(以下Harrison内科学)”の勉強会を開催しています。

Harrison内科学は論をまたない内科学のグローバルスタンダードです。最新の診断と治療が随時アップデートされた重厚な内容で、医学生や研修医のみならず、すべての内科医にとって必読の書といえます。2015年11月から8名の医学部3年生(現4年生)の希望者を対象に勉強会を開いています。Harrison内科学の問題集を解答しながら読み進めることで、学生さんがより深く内容を理解できることを目指しています。医学部3年生を対象に勉強会を開始した理由は、より早い時期から英文を読み進めることに馴れて頂き、医学書の原著を読む習慣をつけて頂くことで、その手応えと重要性と充足感を知って頂くことにあります。新年度を迎え、新たな医学部3年生のメンバーが加わり、さらに勉強会が活気づいてきました。

Harrison内科学は約3600ページ、397の章からなり、問題集には1100問の設問があります。ページぎっしりと細かい文字で書かれ、読み進めることは8,000m級の山に挑むような感覚があります。タフな仕事ですが、着実に知識を得られる楽しみがあり、メンバー全員での踏破を目指しています。