宮崎大学 医学部 内科学講座 神経呼吸内分泌代謝学分野(第3内科)

医局員ブログ

梅雨入り間近です。

2015年06月01日

6月に入り、雨天のことが増えました。天気予報によるとそろそろ梅雨に入るそうです。皆様湿気の多い中体調はいかがでしょうか。当方の神経グループは5月は新潟での神経学会総会と久留米での内科地方会に参加しました。

 

新潟へは、塩見先生、石井先生、谷口先生、中里(祐)先生と望月が参加しました。伊丹で飛行機を乗り換えてと国内としては長めの行程です。折角新潟に行くのなら、トキに会いに行きたかったのですが、どうしても日程が合わず、断念しました。しかしながら、学会場が朱鷺(とき)メッセとトキとなじみのある名前なので、よしとすることにしました。発表はパーキンソン病の中枢生理(石井)、非運動症状(谷口)、脳血流と臨床症状(中里)、自律神経障害(望月)、水俣病の検討(海老原→望月代理発表)の5題で、どの演題も新しい切り口で、会場からの反応も上々でした。夜は新潟の街を楽しみました。テニスの錦織選手の好物で有名になった「のど黒」、秋田・新潟の名物「はたはた」の塩焼き、日本海名産の「南蛮エビ」の刺身などを宮崎県関係の先生方と美味しくいただきました。

 

5月29日雨の降りしきる中、原、谷口の両先生と望月の3人で久留米の内科地方会に参加しました。原先生はヘルペス脳炎の症例発症です。緊張した表情でしたが、滑舌良く、堂々とした発表で、既に大物の風格です。谷口先生はアマンタジン中毒の症例で、難しい質問にも的確に答えました。

 

学会参加は、とても勉強になります。他の神経内科学教室がどのような研究、臨床をしているのかがわかります。まだまだ未熟な自分達を鼓舞激励するのに十分な刺激となりました。

 

 

写真は野尻町の「ゆーぱるのじり」の植物園で撮影したジャボチカバです。幹に実がなるなんてなんともゴージャスです。

 

神経グループ 望月仁志