宮崎大学HTLV-1/ATL総合診療教育ファシリティーサンプル

HTLV-1/ATLについて

成人T細胞性白血病リンパ腫(ATLL)とは

歴史

1970年代に、西南日本に予後不良の悪性リンパ腫が多い事が報告され、且つ家族内発症が悪性リンパ腫にみられることが明らかとなりました。
日本では吉田光昭らによってATLL患者由来細胞からATLVとして単離されました。

ATLとHTLV-1の関係は?

ATLLの全ての症例でHTLV-1ウイルスゲノムの存在が確認されている。
同一患者由来ATLL細胞ではすべての細胞でウイルスゲノムは同一染色体上に挿入されていた(単クローン性)。
患者間ではウイルスゲノムの挿入部位として染色体上の位置が異なる。
ウイルス挿入箇所はランダムであり、特異的遺伝子近傍への挿入は明らかにされていない(シス型レトロウイルスではない)。

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HTLV-1感染とATLL

HTLV-1って何?

1980年にGalloらによってType C retrovirus (HTLV-1)として単離されたウイルスです。
日本では吉田光昭らによってATLL患者由来細胞からATLVとして単離されました。
右図は世界におけるHTLV-1感染者の分布を示しています[Pract Neurol 2009;9:16-26より引用]。

分布

HTLV-1感染後のATLL発症モデル

サンプル画像

また、我々は左図のようなATLL発症モデルを考えています。

HTLV-1感染後、様々な要因を経てATLLが発症する事が明らかとなってきました。
長期の潜伏期を経てATLL発症に至るメカニズムを解明し、発症前診断及び治療法の創出を目指しています。

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