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角膜外来

診療日

毎週・木曜日・午後

スタッフ

・日髙 貴子
・高橋 圭三 (たかはし眼科、日向市)
・二見 要介 (ふたみ眼科、都城市)
・森山 重人 (もりやま眼科、宮崎市)
・河野 尚子 (くぼた眼科、都城市)

患者様へ

角膜外来では、毎週木曜の午後に、主に角膜 (くろめ) および結膜 (しろめ)の疾患を対象に診療を行っています。当科の担当医師である杉田直大と、角膜外来のOBである高橋圭三先生、二見要介先生、森山重人先生、河野尚子先生で診療にあたっています。
角膜外来で診る疾患で最も多いのは角膜感染症です。角膜感染症は、角膜の混濁や変形などに起因する視機能低下の後遺症が残りますが、早い段階で的確に診断し、最適な治療を行うことができれば、後遺症を最小限でとどめることができます。
宮崎では角膜疾患においても感染症が多く、当科の角膜外来でも特に角膜感染症に対する経験が豊富です。その他近年増えているドライアイやアレルギー疾患、全身疾患に伴う角膜障害など、眼表面に関するさまざまな疾患を診療しています。

主な対象疾患

細菌性角膜炎、真菌性角膜炎、ウイルス性角膜炎、アカントアメーバ角膜炎、非感染性角膜炎、角膜変性、角膜ジストロフィー、円錐角膜、感染性結膜炎、アレルギー疾患(アレルギー性結膜炎、春季カタル、フリクテン)、眼瞼炎、ドライアイ、眼類天疱瘡、Stevens-Johnson症候群、外傷、など。

正常角膜

正常角膜

正常角膜です。角膜は透明なため、その奥の虹彩(ドーナツ状の茶色い部分)や水晶体(ドーナツの輪の中)が透見できます。

細菌性角膜炎

細菌性角膜炎

コンタクトレンズ使用に関連した細菌性角膜炎です。治療が奏功し感染は治癒しましたが、ここまで高度になると混濁と歪みが残存し、発症前より視力は低下してしまいました。定期検診を受け、異常を感じたら早めに眼科受診をすることが大切です。