7月24日(月)に「みやざき健康街づくり構想」と「宮崎県キャリア形成卒前支援プラン宮崎大学キャリア形成セミナー(ひむか塾)」との共催で、宮崎大学医学部の学生と教職員を対象に「医学研究者育成コースセミナー」が開催されました。
講演者としてスタンフォード大学主任研究員の池野文昭先生にお越しいただきました。
池野先生は9年間僻地医療に従事後、米国カリフォルニア州シリコンバレーのスタンフォード大学に留学。
以後、200社を超える米国医療機器ベンチャーの研究開発などに関与し、医師として、起業家として、日本も含めた国際的な幅広い分野でマルチな活躍をされています。
「今だから言える、日本を離れ23年、日本の若き医療人に伝えたいこと」をテーマに講演いただきました。
1時間を超える講演があっという間に感じるほど、勢いと希望に満ちた講演でした。
参加した学生さんたちは、これからの人生の歩みに大きな影響を与えられたと思います。
Hondaの創業者本田宗一郎さんがいかにして小さなベンチャーを世界トップの自動車メーカーに築き上げたか…人が気づかない事に気づいて実行する。
企業と学術と、大切なことは同じだと思わされました。
「差ではなく違いで勝負する」
「先々を考えすぎず、まず歩き出して、あとは歩きながら考える」
この言葉に共感し、そして新たな勇気をいただきました。
今後も宮崎県の健康寿命延伸プロジェクトに邁進していくと共に、医療従事者の皆様と未来の医療を担う若い世代の皆様の為に講演の開催を続けていきます。
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