畑田紘志先生の症例報告が日本消化器内視鏡学会雑誌に掲載されました!
研究・業績紹介
題名: 胃 gastrointestinal stromal tumor に対するEUS-FNA 後出血に対する APC 止血により門脈ガス血症を呈した 1 例
著者: 畑田 紘志, 河上 洋, 内山 尚美, 小川 宗一郎, 田村 穂高, 鈴木 翔, 大園 芳範, 黒木 大介, 三池 忠, 都築 諒
胃GISTに対しEUS-FNAを行い、穿刺後の胃粘膜からの出血に対してAPCにより止血を行った症例報告です。止血後に門脈ガス血症を認めた症例であり、文献検索を行うと、APC止血に伴う門脈ガス血症の報告はこれまで1例もなく、きわめて稀と考えられたため、報告に至りました。考察にあたり、これまでの内視鏡治療に関連した門脈ガスの報告についてまとめたことは勉強になりました。また、編集者の先生のご指摘に回答するために、河上教授がアルゴンガスの溶解性について文献を検索していただき、読み込むことでとアルゴンガスの水に対する溶解性について理解することができました。色々苦労がありましたが何とか形になり、良かったと思います。今回の症例を通して、稀な症例は、日々の診療内にいくつもあることに気づきました。今後の課題として、報告できそうな価値の高い症例はアンテナをたてて、診療していくことが必要だと感じました。
この度は河上教授をはじめ、病理診断科の都築先生や消化器内科医局員の皆様にご協力いただきました。この場を借りて、感謝申し上げます。
畑田 紘志