田村穂高先生の症例報告がWorld Journal of Hepatologyにacceptされました!!
研究・業績紹介
Multiple intrahepatic artery aneurysms during the treatment for IgG4-related sclerosing cholangitis: A case report
Tamura H, Ozono Y, Uchida K, Uchiyama N, Hatada H, Ogawa S, Iwakiri H, Kawakami H. Multiple intrahepatic artery aneurysms during the treatment for IgG4-related sclerosing cholangitis: A case report. World J Hepatol 2024; 16(12): 1505-1514
肝動脈瘤の症例で、緊急造影CTを撮像して、河上教授と肝臓に大きな動脈瘤を見つけた瞬間を今でも覚えています。滅多にあることではないとのことで、調べてみると、IgG4関連硬化性胆管炎の治療中に生じた肝内動脈瘤というところが、新規性があり、また今後同様の背景を持つ患者さんが増えるにつれて再現性がある病態と考えられました。患者さんからは、論文投稿に際して「私の体が医学の進歩に寄与できれば嬉しいです。」と快諾をいただいたので、形にすることができてほっとしています。大園先生・河上教授にはお忙しい中、たくさんの激励と助言をいただきました。この場を借りて、感謝申し上げます。
田村 穂高
掲載論文へ→https://www.wjgnet.com/1948-5182/full/v16/i12/1505.htm