企業訪問記

2022年6月30日

車窓からは大小の古墳が見え、米国中西部の大地を思わせるような光景の中を進むと、今日の訪問地であるアルバック機工株式会社（西都市茶臼原）に到着しました。同社は1971年に設立され、主に「真空ポンプ」の技術を生かした様々な製品を上市しています。真空ポンプの技術は、医療分野では吸引機のみならず様々な医療機器の一部を構成していることを知りました。特に、MRI撮像時の騒音の静音化にも真空技術が用いられる事に驚きました。過日、訪問したワンステップ社とともに「簡易エアー式陰圧室」を製品化し、新型コロナウイルス感染症流行時に売り上げを伸ばしたようです。製品開発を進める上で、社内シナリオを作った上で取り組むことの重要性を学びました。陰圧・加圧技術を用いた新たな医療機器開発の予感がします。

アルバック機工株式会社