附属病院に病院機能評価認定証(複合B)が
交付される |
病院長 住 吉 昭 信 |
平成15年2月17日に附属病院に財団法人日本医療機能評価機構から「病院機能評価認定証(複合B)」が交付されました。 複合Bとは、地域が必要とする各領域の医療において、基幹的・中心的な役割を担い、高次の医療にも対応しうる一定規模を有する病院を対象とする「一般病院種別B」と精神病院の両方の機能をもつ病院を対象としたもので、複合Bの認定は県内では初、全国の国立大学附属病院の中でも初の認定であります。 本評価は、「病院の理念と組織的基盤」「地域ニーズの反映」「医療の質の確保」「看護の適切な提供」「患者満足と安心」「病院運営管理の合理性」「種別に特有な機能」の7つの大きな区分によって、書類審査を経た後、病院の様々な部門を実地に審査された結果であります。 具体的には、病院の理念があるか、患者さんの権利は守られているか、医師やスタッフへの様々な教育が適切に行われているか、地域のニーズを把握しているか、紹介患者の受け入れ体制があるか、入院患者の退院後の療養環境の調整が行われているか、主治医の責任体制が明確か、症例について検討が行われているか、診療における倫理が確立されているか、診療録が適切に行われているか、看護の体制は適切か等多岐にわたり、全て患者本位の医療を行うために必要な項目ばかりであります。 本院においては、平成13年9月19日に受審することを機関決定して以来、各診療科、中央診療部門、看護部、事務局等全ての部署で、それぞれの審査事項の改善に向けた取り組みを行ってきました。 このたび、認定証が発行されたことは、全職員が日々患者さん中心の医療を実践していることや病院機能改善に向けて真剣に取り組んだ結果が、評価されたものでありますが、今後も更に改善に取り組み、高い目標をもって、患者さんに優しい、そして地域に貢献できるより良い病院にしたいと考えております。 |
![]() 認定証を持つ金丸看護部長と住吉病院長 |
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