令和元年度 九州・沖縄ブロックDMAT実働訓練

2019年11月10日(日)、宮崎県内陸部地震・新燃岳噴火・南海トラフ地震による複合災害の発生を想定した、令和元年度九州・沖縄ブロックDMAT実動訓練が宮崎県内にて実施され、基幹災害拠点病院及び宮崎東諸県地区のDMAT活動拠点本部である本院も訓練に参加しました。

本院からは、DMAT隊員20名がそれぞれの活動場所で九州・沖縄各県から参集したDMAT隊等の関係機関と連携し、記録・通信・病院支援及び現場活動の指揮・調整等を行いました。また、院内では簡易的な病院災害対策本部を設置し、病院災害対策本部長の指揮のもと、本院職員や応援に来た県外のDMAT隊員と協力して院内の診療統括やロジの作成を行い、傷病者の受入や院外搬出の調整訓練を実施しました。

災害発生時、本院が地域医療の中核的存在として貢献するためにも、今回の訓練で明らかとなった課題について検討を進めると共に、今後も積極的な災害訓練への参加と職員のスキルアップに努めて参ります。

 

※DMAT

災害時に被災者の生命を守るため、被災地に迅速に駆けつけ、救急医療を行うための専門的な医療チーム

 

宮崎東諸県地区DMAT活動拠点本部(救命救急センターヘリポート棟にて設置)

 

 

 

病院災害対策本部(救命救急センターヘリポート棟にて設置)

 

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