病院職のユニフォーム

 前号では「病院食で感じるお正月」をご紹介しましたが、今回は「しょく」はしょくでも、病院で働く「職」のユニフォームについてのご紹介です。
病院では医師・看護師以外の多職種が働いて、患者さんを中心としたチーム医療を行っています。今回は医師・看護師以外の職種のユニフォームを紹介します。

《ソーシャルワーカー》

 保健医療機関において、社会福祉の立場から患者さんやその家族の方々の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る専門職
《理学療法士》

 ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職
《臨床検査技師》

 院内での輸血搬送の際、「輸血・細胞治療部」からの搬送であることを明確にするために、つまり大学として受け入れた安全な血液であることの確認済みであることの証としてのユニフォームが作られた謂われがあります。このユニフォームを着用した職員は、臨床検査技師という国家資格をもった専門職
《臨床工学技士》

メディカルスタッフの一職種であり、現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。 今後益々増大する医療機器の安全確保と有効性維持の専門職
《ドクターズクラーク》

医師の事務的作業の負担を軽減する為、医師の指示の下、事務作業を代行して行う担い手
《医事課事務》

診断書作成業務や診療報酬請求、施設基準の申請等、多岐にわたる医事業務を行う職種

スナップショット

コメントは受け付けていません。