オゾン水による新型コロナウイルスの不活化効果を確認

  • 2020年08月18日
  • プレスリリース

今回、宮崎大学産業動物防疫リサーチセンターとの共同研究において、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2ウイルス※1)に対するオゾン水(製品名ハンドレックス使用)の効果を検証しました。その結果、ウイルス液+培養液もしくはウイルス液+滅菌水道水を接種したVero細胞(下図a,b)では多数のプラーク(大小不同の白い点;ウイルス増殖の所見)を認めますが、ウイルス液+10mg/Lオゾン水を接種したVero細胞(下図c)では、プラークを認めませんでした。これは、オゾン水により新型コロナウイルスが不活化されたことを示しています(詳細は論文作成中)。

※1:SARS-CoV-2 ウイルス(SARS-CoV-2/Hu/DP/Kng/19-027、LC528233)
神奈川県衛生研究所から分与を受けた。