このたび、第７回黒潮カンファレンスを2023年7月22日（土）と23日（日）の2日間にわたり太平洋を見渡す宮崎の青島において開催いたします。この黒潮カンファレンスは、2016年に黒潮をのぞむ九十九里の地で第1回が開催され、その後、高知、島根、沖縄、三重、香川とリレー形式で開催されるに至り、今回の宮崎が7回目の開催となります。新型コロナウイルス感染症に対し、withコロナへの社会活動の対応が求められる中、現時点では「On-Site」での開催を目指し準備を進めております。
近年、科学の進歩に伴い、標的とする分子を同定する基礎研究に加え、その機能を制御する分子標的薬が臨床現場で広く使用され、その有効性が明らかになり益々期待されています。今回の第7回黒潮カンファレンスにおきましても、医学・薬学・看護学を取り巻く様々な分野から研究者が集まり、医薬品の新たな機能や臨床における課題について議論し、基礎研究から臨床研究まで将来の科学の発展を担う研究者の交流の場となることを期待し、そのテーマを「異分野融合と社会実装 ～無いなら創るを科学する～」とさせていただきました。
皆様のお越しを心よりお持ちしております。
柳田 俊彦
第7回黒潮カンファレンス 大会長
宮崎大学医学部看護学科臨床薬理学 教授
