2024年10月08日

2024年10月1日、みやざき健康街づくり構想メンバーである宮崎大学工学部工学科機械知能工学プログラム山子剛准教授が全米医学アカデミー(NAM)のカタリスト・アワード(Catalyst Award)を受賞しました。宮崎大学としては初の受賞となる快挙です。

カタリスト・アワードとは全米医学アカデミーが提唱する「Healthy Longevity Grand Challenge(HLGC):健康長寿に向けた課題解決」の取り組みの一環として授けられる賞です。高齢化社会の課題解決に資するイノベーション創出を促進するため、優れたアイディアを世界各国から募っています。

山子准教授が研究代表者を務める医工連携プロジェクト「Float-Ring Implant: Development of a Cushioning Device to Suppress Knee Osteoarthritis After Meniscal Tears(フロートリングインプラント:半月板損傷後の変形性膝関節症を抑えるクッションデバイスの開発)」では、半月板損傷後の膝の痛み、変形性関節症の進行を抑えることを目的として、半月板の代わりにクッションとして機能するようにデザインした革新的なインプラント「フロートリング」を開発しています。
このインプラントが健康長寿を促進する重要なイノベーションになると期待されています。

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