2024年08月08日

2024年は宮崎大学医学部・旧宮崎医科大学開講50周年の年です。
医学部開講50周年を記念して8月4日(日)JAアズムホールで市民向け健康講座を開催しました。
今回の市民向け講座はJAアズムを貸し切った大規模なイベント。医学部の教授たちによる講義と会場内で開かれる体験ブースの数々、そして元プロ野球選手・元福岡ソフトバンクホークス監督の工藤公康氏をゲストに招いたスペシャル健康講座も実施しました!

JA・AZMホール

午前の講義ではキャラバン隊の隊長を務める渡邉望先生の「自分で防ごう脳卒中かくれ心房細動ゼロ!!作戦」を筆頭に医学部の教授陣が健康に関してわかりやすく講義しました。わかりやすく、といってもスライドで紹介される画像や内容は医師の本格的な資料で、ひとつひとつの講義が熱意の高い授業となりました。
講義の間にはパワーリフティング日本代表の実績を持つ伊東優太選手によるマッチョ体操も披露され、会場にいる来場者の皆さんと運営スタッフも交えて一緒にスクワットをする姿は圧巻。健康でいるために日々の運動が大切であることをアピールしました。
そして江南病院の渡邊玲子先生率いる「心リハ♡みやざき」によるステージパフォーマンス。
「心リハ♡みやざき」では音楽や劇を通して心臓病の予防・治療、心肺蘇生などの周知活動を行っています。
今回は市民講座ということもあり「学校」をテーマに寸劇を行いました。心房細動の怖さや心臓病予防のためにできること、などを音楽に合わせてみんなで一緒に踊って楽しく学びました。

医師による講義
マッチョ体操
心リハ♡みやざきステージショー

会場内の体験ブースも顕微鏡を使って細胞を見る「ミクロの世界」やAI技術を使って病気を発見する「画像診断体験」心臓手術の道具を見て実際に糸と針を使って縫合手術の体験ができる「手術道具体験」人形を使って心肺蘇生体験ができる「救命救急体験」など医療を志す学生さんやお子さんに好評でした。
ボール型のロボットを重心移動で操作する「ロコボット体験」やロコモ度を測定する「ロコモ度チェック」、腕につけた電極で簡単に心電図が測れる「心電図モニターチェック」に身体測定や乳がんチェックの他健康相談もできる「まちの保健室」など健康チェックができるコーナーも幅広い世代の方に楽しんでいただけました。
将来医学部を目指す学生さんがまっすぐに「医学部入試説明会」を目指す姿もありました。

心電図モニターチェック
ロコボット体験
ロコモ度チェック
救命救急体験
最新ミクロの世界
画像診断体験
まちの保健室
手術道具体験
医学部入試説明会
人体の不思議

午後からは工藤公康さんの講演が開場。工藤さんの講演を楽しみに来場された方も多く大盛況でした。
工藤さんの講演の後にはさらにみやざき犬によるステージショーも開催。かわいいかぁくんのダンスにお子さんも一緒に踊って大盛り上がりでした。
閉会後最後に実施した関連書籍購入者限定の工藤公康さんのサイン会も長蛇の列。工藤さんは最後の一人までサインをしてファンのひとりひとりとお話されていました。
工藤公康さん、みやざき犬とスタッフの皆さん、ありがとうございました!

工藤公康氏講演
みやざき犬ステージショー
キッチンカー
書籍販売コーナー

今回のイベントは約300名の方にお越しいただきました。
暑い中ご来場いただいた皆さん、運営スタッフとしてご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!