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仲上豪二朗教授(東京大学)をお招きして特別講演(大学院講義)を開催
更新日: 2023.07.19
ケアイノベーション研究とデータサイエンス研究の実際
宮崎大学大学院看護学研究科・生体システム看護学特論の講義の一貫として、昨年度に引き続き、本年度も東京大学大学院医学系研究科の仲上豪二朗教授をお招きし、「ケアイノベーション研究」と「データサイエンス研究」についてご講義いただきました。大学院生だけでなく、看護学科の学部生や教員など多くのご参加をいただき、研究のグランドデザインを描く重要性と、目的を達成するための異分野融合研究の開拓の必要性について学びました。
講師:仲上 豪二朗 先生
東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 老年看護学/創傷看護学分野 教授

ケアイノベーション研究: バイオフィルム発生メカニズムに関する動物実験からバイオフィルム可視化技術の開発、臨床での適応(ポイントオブケア)、これらを用いた治癒促進に関する一連の研究に加え、新たな創傷感染予防戦略として、創部と創周囲皮膚の細菌叢類似性に着目にしたディスバイオシスに関する研究をご紹介いただきました。
データサイエンス研究: リアルワールドデータを用いた褥瘡発生予測や、ロボティクスを用いたマットレス、エキスパートの熟練した思考に基づくAIを用いたケアリコメンデーションに関する研究ついてご紹介いただきました。