4年次のENPの授業は、事前に「どういったことをやりたいか」学生の希望をとり、希望に沿う形で授業が行われた。受身ではなく、学生が主体的に参加する。問診時のやりとりや、患者とナースの具体的な状況を設定したロールプレイング、プレゼンテーションなどを行った。
1年間英語から離れていたためすぐに単語が出てこなくて、思っていることをうまく表現できないもどかしさがあった。南部先生のクラスは、間違ってもいいから挑戦することを奨励してくれる雰囲気があり、励まされた。就職試験や卒業研究に比重をおいてしまい、英語のために時間を割き十分に向き合うことはできていなかったと思う。しかしENPのクラスの時間は集中して自分の英語の力を向上させるため表現する努力をした。自らプレゼンテーションを行う機会をもらい、準備をして取り組むことはできた。
4月から病院で看護師として働くことになるが、患者さんと英語でコミュニケーションをとる機会もあるだろうと思う。問診や、状況設定のロールプレイングは役にたつと思う。
ENPを通して、以前の自分と比べ英語を使うことに積極的になったと感じる。「間違えたらどうしよう」というよりも「どうすれば伝わるか」を真剣に考えるようになった。すごく時間がかかってしまい、おまけに上達も遅かったけれども、そのように意識が変容したことで扉がひらけたような気がしている。これからもコミュニケーションの手段として英語を積極的に使うようにしたい。根気強く、温かくご指導くださった先生方に感謝します。
N.T(看護学科4年生)