親水化処理法
Hydrophilic treatment
ダイヤモンドナイフのボート水面に浮かんだ超薄切片をグリッドに張られた支持膜に載せて引き上げ易くするため、支持膜を親水化する処理を加えます。
プラズマイオンボンバーターに支持膜付きグリッドを置き、スイッチを入れると真空の状態からプラズマイオンが放出されます。約5〜10秒ほどの放出で十分に親水化されます。
写真左は未処理で撥水性が高いITOコートガラス、右は親水化処理後で、その効果は一目瞭然です。
ダイヤモンドナイフのナイフエッジが水に馴染まない場合にも、同様の親水化処理を加えると有効です。