血小板:ペレット固定法
Fixation of Platelet-Pellet
採取された血小板ペレットを 2.5% ホルムアルデヒド/1.25% グルタルアルデヒド/0.1M リン酸緩衝液 に再懸濁し、室温で10分間静置して固定します。
固定終了後、900 g で5分間遠心分離し、血小板ペレットを沈殿させます。
固定液を洗浄するため、0.1M リン酸緩衝液に再懸濁した後、同様に900 g で5分間遠心分離し、血小板ペレットを沈殿させます。
次に後固定として、1% 四酸化オスミウム/0.1M リン酸緩衝液に再懸濁します。
数分間、室温で静置した後、900 g で5分間遠心分離し、血小板ペレットを沈殿させます。後固定液を洗浄するため、0.1M リン酸緩衝液に再懸濁した後、同様に900 g で5分間遠心分離し、血小板ペレットを沈殿させれば固定作業の完了です。
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