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 旧第一外科医局長の池田拓人です。私は宮崎県小林市出身で平成4年に当時の佐賀医科大学を卒業し、卒後すぐに当時の宮崎医科大学(現 宮崎大学医学部)第一外科に入局いたしました。平成27年6月から旧第一外科医局長をさせていただいています。
 当科は平成27年4月1日に長崎大学第一外科より七島篤志先生を教授としてお迎えしました。また同日をもちまして第二外科と合併し、その上で心臓血管外科、呼吸器・乳腺外科、肝胆膵外科、消化管・内分泌・小児外科の4つの分野に分けられ、さらに形成外科が新たに加わって5診療科として再構成されました。ただ現状でも旧第一外科、旧第二外科の枠組みは残っておりそれぞれに医局長が存在しています。旧第一外科はこれまで肝胆膵外科、消化管外科および一般外科を主に担当してまいりました。当科での肝胆膵外科手術は宮崎県内において症例数が最も多く、県内で唯一高度技能修練施設に認定されています。消化管手術に関してもいち早く腹腔鏡手術を取り入れ、食道、胃、大腸のほとんどの手術に対し鏡視下手術を行っております。また炎症性腸疾患に対する外科的治療にも取り組んでおり、潰瘍性大腸炎に対する大腸全摘術やクローン病の腸管病変に対しても積極的に鏡視下手術も取り入れております。
 昨今の地方における医師不足、特に宮崎県における医師不足は深刻で、外科においても例外ではありません。このため学生や研修医に外科に興味を持ってもらい外科医を増やしていくことが喫緊の課題です。
 七島教授は学生の教育に非常に熱心で、自ら積極的に学生の中に入り対話をしながら外科教育を説いています。また学生や研修医を対象としたウェットラボを提案して医局員と協力しながら縫合や腸管吻合を体験できるプログラムを考え、少しでも外科に興味を持ってもらおうとしています。
 当科は、旧第二外科と合併したことにより外科全分野の修練が可能となり、若い先生方の修練施設として理想の環境を提供できるようになりました。外科に興味のある医学部生、および研修医の皆さん、当教室で外科専門医を目指しませんか?また宮崎県出身で、現在県外で勤務されている中堅・ベテランの先生方、県北部、県南部、西諸地区、北諸地区、いずれの地域も外科医師が不足しています、我々と伴に宮崎の外科医療を担っていただけませんか? ご連絡お待ちしています。

医局長挨拶
ご質問や見学のご依頼など随時受け付けています


 宮崎大学医学部外科学講座
   医局長 池田 拓人
    TEL :0985-85-2808 / FAX : 0985-85-3780
    E-mail:hiro0806★med.miyazaki-u.ac.jp
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