研究内容

私たちの研究室では、いまだに完全な予防法や治療法が確立していない、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化症や血栓症、静脈血栓症の研究を行っています。

主たる研究手法は、
(1)病理解剖や手術でえられた検体を用いた臨床病理学的研究
(2)動物モデルと培養細胞を用いた基礎研究
(3)核磁気共鳴画像法(MRI)や陽電子断層撮影法(PET)を用いた画像解析
MRI-heart2

MRI-heart
(4)コンピューターシミュレーションによる血流解析、です。
CFD
最近は、今までの病理組織学的手法だけでなく、各種診断用画像との比較、動脈硬化巣の生化学的解析、コンピューターシミュレーションを用いた血流解析を、新たな手法として加え、病態の解明を進めています。