貯血式自己血とは
手術中の出血量が多い場合には輸血が必要になりますが、輸血の選択肢には自己血輸血と同種血輸血があります。
自己血輸血とは、手術の際の出血に備えて、前もって採血し、保存しておいた自分の血液を輸血することです。
自己血輸血には,貯血式,希釈式,回収式の3種類がありますが,一般に自己血輸血といえば貯血式自己血輸血を指します。
自分の血液を保存しておき輸血することが出来れば、同種血輸血( 他の人の血液を輸血すること)により発症する可能性がある合併症(他人の血液に対する抗体産生,感染,輸血後GVHDなど)を回避することができるので、安全性も高まります。
但し,自己血輸血には一定の条件(貯血期間,貧血が無いなど)があり,患者さん一人一人の状態も異なるため,自己血輸血を希望される方は主治医にご相談下さい。
来院時の注意点(貯血式自己血採血予定の方へ)
※採血日当日は出来る限り、ご自身での運転はお控えください。
お問い合わせ
TEL 0985-85-9723
自己血担当看護師
【受付時間 8:30-17:15[土・日・祝日除く]】
※検査室の外線番号になるため、電話時は自己血お問い合わせの旨をお伝えください。技師より自己血担当にお繋ぎいたします。