大規模災害訓練を行いました

 平成27年11月6日(金)に、清武キャンパスにおいて、日向灘沖を震源とする震度7、マグニチュード9.0の地震発生を想定した大規模災害訓練を、宮崎市消防局の協力のもと、防火訓練と防災訓練を一連の訓練として実施しました。


 まず、地震発生により7階西病棟及びヘリポート棟の2か所で火災が発生したことを想定し、自衛消防隊訓練、はしご車による救出・避難訓練、消防車による放水訓練などを実施しました。また、今回は、煙が充満している建物の中で、非常灯・誘導灯、LED付きカクヘルメットでの避難体験を実施しました。
 防火訓練に引き続き、災害対策本部訓練、多数傷病者受入れ訓練、CSRM訓練を実施しました。多数傷病者受入れ訓練では、病院玄関前の外来棟入り口付近に、トリアージエリアを設置し、傷病の緊急度や程度に応じて、重傷者・中傷者・軽傷者に分け、それぞれ赤エリア・黄色エリア・緑エリアへ搬送・誘導し、適切な治療を行うまでの訓練を実施しました。また、CSRM訓練では、地震により倒壊した建物の下敷きになった被災者を高度救急隊及び本院DMAT隊が救出、搬送する訓練を実施しました。
 本院では、災害拠点病院としての十分な役割が果たせるよう、引き続き訓練や研修などに取り組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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