• ホーム
  • 当ネットワークについて

設立趣意書

がん患者の療養生活の質的向上のためには、早い段階での緩和ケアの導入が大切であると考えられています。2007年4月に施行された『がん対策基本法』は、国の施策として疼痛緩和の推進を提唱しており、それに伴う治療体制の見直しや各施設の連携、従事者間のコミュニケーションの円滑化など種々な分野でのネットワーク構築が必要とされています。しかしながら宮崎県においては、緩和ケアは各施設内での活動にとどまり、必ずしも求められている連携理念を満たしているとは言えません。今後、緩和ケアが治療の初期段階から導入され、診断、治療、在宅ケアなど、様々な場面において切れ目なく実施されるためには、拠点病院を中心とした緩和ケアチーム、ホスピス・緩和ケア病棟、在宅療養支援診療所を包括したネットワークを構築していかなければなりません。

以上のような趣旨を踏まえ、『みやざきホスピス・緩和ケアネットワーク』を設立し、この会の活動を通じて、県内くまなく適切な緩和ケアを提供できるような体制を作りたいと考えています。

つきましては、趣旨にご賛同の上、多くの方のご協力、ご参加をお願いする次第です。

ページの先頭へ