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橋場先生の論文がModern Rheumatologyにアクセプトされました!

(論文紹介)

High incidence of serious infections requiring hospitalization in human T-cell leukemia virus type 1-positive rheumatoid arthritis: A case-controlled observational study

Mod Rheumatol. 2021 Oct 16:roab077. doi: 10.1093/mr/roab077. Online ahead of print.PMID: 34897491

 

善仁会病院リウマチ科勤務の社会人大学院生の橋場です。今回、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)陽性関節リウマチ(RA)の臨床像を明らかにする目的で、宮崎HTLV-1RAコホート研究に登録されたRA患者のうちHTLV-1陽性50例とHTLV-1陰性150例の症例対照研究を行い、入院を要した感染症の発生につき両群を比較したところ、粗罹患率比1.7495CI 1.044–2.846p=0.03)と、HTLV-1陽性RA群で有意に多く認めました。RA診療でHTLV-1感染の有無をスクリーニングすることが患者さんの重症感染症リスク評価に有用である可能性があり、実臨床の場で参考となる研究結果と考えます。本研究の遂行、論文作成に当たり、多くの先生方、スタッフの方々にご指導、ご協力をいただきました。厚く御礼申し上げます。

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