この度、2016年(平成28)年11月25日(金)・26日(土)、宮崎市民プラザ(宮崎市)において、

第54回日本神経眼科学会総会を主催させていただくことになりました。本会を通じて日本の

神経眼科の発展に少しでも寄与できれば幸いと考えております。手作りの、なるべく不必要な

費用を抑えて、学会の内容を充実させることに力を入れる学会にしたいと考えています。

  臨床、研究、教育の3本柱をバランスよく組み込み、一般、ポスター講演を柱として、

若倉雅登先生による特別講演、Jonathan Trobe先生による招待講演を予定しています。

  また、学会終了後も翌日にサテライトセミナーとしてJonathan Trobe先生による

神経眼科の体験臨床コースも予定しています。参加人数を約100人をめどに、日曜日の

午後4時まで、初級者を対象に行う予定です。参加希望者はそのつもりで予定をお立てください。

  会場である宮崎市民プラザは、すぐ横に大淀川が流れており、橘公園がございます。

ノーベル文学賞作家、川端康成が書き下ろした、NHKテレビ小説「たまゆら」の舞台です。

川端康成は、公園から見える大淀川の夕日の美しさに感動し、ドラマの場に設定したといわれています。

  昭和61年には「日本の道100選」にも選ばれました。

  宮崎市内、空港、駅からのアクセスもよく、飲み屋街もすぐそこです。

  宮崎はこの時期は雨が少なく、気候に恵まれ、ダンロップフェニックストーナメントやリコーカップ

なども催されるゴルフ月間でもあります。町全体が盛り上がります。ただし、インターネットで調べれば

すぐわかりますが、ホテルがとれません。こちらで部屋を確保してありますので、有効利用していただき、

くれぐれも交通手段の予約のほうはお早めにお願いいたします。

  宮崎の地で、たくさんの勉強だけでなく、日ごろの疲労を癒しながら学会をお楽しみいただき、

  神経眼科医としての誇るべき知性を、宮崎の青空のように広く、海のように深く極めていただければ

幸いです。

  心をこめて皆様をお迎えさせていただきますので、多くの参加をお待ちしております。

ご挨拶