会員がお亡くなりになられますと、ご遺族は会員が生前に表わされていた崇高なご遺志にもとづいて献体手続きを行うことになります。

 大切な方を亡くされ、動揺される感情を抑えられないままご連絡を下さるご遺族がいらっしゃいますが、急いで献体の手続きをされる必要はございません。ご遺族の気持ちが落ち着てから、献体の手続きに入ることをご遺族の皆様でご確認いただき、下記項目をご準備の上、大学にご連絡を下さい。


 ・ご遺体を搬送する葬儀社を決めておく
 ご葬儀の有無に係わらず、宮崎大学医学部にご遺体を搬送する葬儀社を決めていただく必要がございます。ご遺体はお棺に入れて搬送するため、そのお棺の用意も必要となります。なお、お棺代はご遺族のご負担となりますので、予めご了承下さい。

 ・死亡診断書を用意する
 死亡診断書は通常、死亡届の右側にあり、死亡を診断した医師に記載していただくことになります。献体受付に際して、死亡診断書に記載される死因、死亡時刻等が必要となります。なお、死亡診断書に代わり「死体検案書」となっている場合は、献体手続きの際にその旨を必ず大学担当者に伝えてください。


  献体は亡くなられた会員のご遺族のご理解とご協力なくしては果たされません。会員が亡くなられてから、生前に献体を希望していたことを知って驚かれるご遺族も少なからずいらっしゃいます。献体を実現させるため、会員の皆様は今一度、ご家族と献体についてよく話し合い、ご理解を得ておかれるようお願いいたします。


会員がお亡くなりになった後、献体の手続きをされる連絡先

【大学勤務時間内】
平日 8時30分~17時15分
『宮崎大学医学部 解剖教育支援室』
〒889-1692 宮崎市清武町木原5200
電話:0985-85-1363 (献体専用)

【大学勤務時間外】
平日 17時15分~翌8時30分
及び土曜、日曜、祝祭日、年末年始の終日
『宮崎大学医学部 事務局』
電話:0985-85-1220 (事務当直室)

注)会員がお亡くなりになったときの連絡先は、宮崎大学白菊会ではありません。

 大学に献体のご連絡をいただきますと、引き続いて、亡くなられた会員のご遺体を献体としてお預かりするために必要な手続きに入ります。なお、感染症の罹患等により残念ながら献体をお断りすることもございますので、別途記載の「献体をお断りする場合」をご参照の上、予めご了承下さい。