昭和54年の秋に、日本学術会議は内閣総理大臣にあて、〈 献体登録に関する法制化の促進について〉という勧告を行いました。法制化の実現は医学教育における献体の意義を国が公に認めることになり、重要な意味をもちます。

  この勧告をきっかけとして、国会でも献体に関する論議が始まり、昭和57年度からは献体者に対する文部大臣からの感謝状贈呈が行われるようになり、また、「医学および歯学教育のための献体に関する法律」が、昭和58年5月に国会で可決、成立し、同年11月25日に施行されました。

  現在、わが国には献体篤志家団体が61団体あり、北は北海道から南は沖縄まで、献体登録者の総数は233,443名を越え、そのうちすでに献体された成願会員は約95,006名を数えます。


                       全 国            宮崎大学白菊会

  献体登録者総数      233,433名            2,096名

     成願会員数       95,006名                805名

                    平成21年3月末現在       平成23年5月末現在


  わが国の医学・歯学の大学で行われる解剖学の教育と研究に献体が果たした貢献は数字だけでは表せない多大なるものがあります。

  ただし、最近は大学ごとの登録者数のアンバランスが目立つようになり、習慣の違いなどで登録者の少ない大学もある一方、登録者数が増加の一途をたどり、一時的に新規登録を見合わせている大学も出始めております。

献体登録の経緯と現況

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