【過去5年間の概況】
宮崎医科大学における概算要求 (医学部附属病院に係る概算要求は除く。) については、 宮崎医科大学予算委員会規程第2条に基づき、 学長の諮問に応じ、 医学部及び附属図書館並びに保健管理センター等に関することを審議している。
概算要求 (大型設備関係) については、 例年10月上旬に各講座等に対し、 要求事項の照会を行い、 翌年の1月ないし2月頃に学長、 副学長による 「学内ヒアリング」 を実施している。 ここでの議論を踏まえて予算委員会において検討し、 教育・研究の充実を図る上で緊急かつ重要な事項に厳選し、 順位を附し概算要求案を作成している。 その後、 教授会の議を経て概算要求書の作成を行っている。
なお 「学内ヒアリング」 は、 平成11年度概算要求から実施している。 |
【点検・評価】
概算要求項目 (大型設備関係) では、 平成8年度にバイオコミュニケーション解析システムが導入されて以来、 採択されていない。 教育・研究の加速度的発展に即応した大型研究機器が整備されていないことは教育研究活動に支障を来し、 悪循環に陥る可能性もあり、 深刻な問題として受け止めている。 |
【今後の改善方策、 将来構想、 展望等】
概算要求については、 今後も引き続き 「学内ヒアリング」 を実施し、 重点的な整備に限定するなど例年以上に精選して対応せざるを得ない状況である。 また、 新規施策についても教育・研究の推進に真に貢献するものか否か、 後年度において過度の財政負担が生じないか等、 予算委員会でその重要性・緊急性・経済性等の厳しい評価を行った上で取り組んでいく必要がある。
なお、 平成12年度の概算要求では、 実験動物飼育装置、 微量生理活性物質の超高感度解析システム、 立体構造解析システム及び顕微鏡下解剖手術研修装置を要求しているところである。 |
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