1 医 学 部 の 施 設

(2) 設 備
【過去5年間の概況】
 過去5年間の医学部等設備の整備状況は、 下表のとおりである。
 なお、 ライフライン(電気・通信・給排水・ガス等)に係わる設備改修及び更新については、 キャンパス全体のことであり、 附属病院とリンクするため、 ここでの掲載は省く。(「附属病院施設委員会」 を参照)
主な整備内容
施工年度 事  業  内  容 備    考
平成8年度 動物実験施設焼却炉更新 50kg/h
平成10年度 附属図書館空調設備更新  
平成11年度 RI貯留槽更新 地上型
【点検・評価】
1) 空気調和設備
 現在、 一番不安を抱いているのが、「動物実験施設」であるが、 既に概算要求している大型改修において全面更新する計画である。
 なお、 医学部等施設の空調方式は、 動物実験施設の中央からの蒸気供給を除き、 必要とする全ての部屋が 「個別空調」 となっているが、 一部の施設では、 空調機の更新を必要としている。(基礎・臨床研究棟の各室の空調機の更新は基本的に受益者負担となっている。)

2) 教育研究用ネットワーク
 データ伝送速度「100MbpsのFDDI-LAN」の構築を平成6年度に行ったが、 現状のままでは、 パブリック側の「IPアドレス」が足りなくなるのは必須である。

3) その他の供給設備
  附属病院とリンクするため、 「附属病院施設委員会」 を参照。
【今後の改善方策、 将来構想、 展望等】
1) 空気調和設備の更新対策
 今後は、 受益者負担分を除き、 大型改修計画に基づいて更新するか、 年次計画を組み営繕要求していく方法が考えられる。

2) 教育研究用ネットワークの将来
 UMINよりVPN構想もあり、 セキュリティ強化のためにも、 パブリックアドレスを提供している研究棟も全て「プライベートIP」に移行し、 ファイアーウォール等の構築が必要である。

3) その他の供給設備の更新対策
  附属病院とリンクするため、「附属病院施設委員会」を参照。

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