6 広  報  活  動

【過去5年間の概況】
 社会に対し、 本学を広くPRするとともに、 本学の教育・研究・診療等に関する情報を広く知らしめるための方策等を検討するため、 平成10年10月に広報委員会を設置した。
 本学が機関として公共的に発する情報に関しては、 全て本学の責任の下に行われ、 最終的な責任は本学に帰属するとの観点から、 本学が公に発行する刊行物は、 全て広報委員会での審査を経た後に発行するシステムが作られ、 初校の段階で委員会の審査に付されている。
 現在、 広報委員会の審査を得て発行している刊行物は、 大学概要、 学報、 学園だより、 大学案内、 保健管理センターだよりである。
 一方、 学生募集、 入試に関する広報では、 学生募集要項及び大学案内を県内の高等学校に配布している。 また、 九州各地区で開催される入試説明会への出席、 学内において県内の高等学校の教員や生徒を対象として開催する大学説明会を開催し、 大学のPRを行っている。

【点検・評価及び将来の改善・改革に向けた方策】
 現在、 本学の広報紙の中には地域を対象としたものがない。 地域を対象とした広報紙の発行は、 大学の情報公開、 大学のPR、 地域医療機関との連携を推進する意味合いにおいても、 その意義は大きい。 特に、 附属病院においては、 地域住民・患者を対象とした広報紙の発行も考慮する必要がある。
 また、 マスメディアを利用した大学の広報について積極的に押し進めていく必要がある。
 他方、 電子機器を媒体とした広報として大学のホームページがある。 本学のホームページは、 医療情報部の発足とともに同部で作成し、 管理・運営を行ってきたが、 その掲載事項・内容については、 特段の審査を経ることなく掲載され、 本学からの情報として外部に公表されている。 大学から発信する情報は、 最終的な責任は大学に帰属することからも、 一定のルール作りが必要である。

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