【過去5年間の実績等】 1. 診療科等の特色等
1. 看護の提供:受け持ち看護婦制を基盤にしたチームナーシングにより継続看護の充実を図っている。 しかし、 外来看護婦を固定できず、 外来看護の質の向上が図れていない。 新看護 (A) 加算2.5:1の看護であるが、 看護補助料及び夜間勤務等看護加算の取得はない。 特定機能病院としての看護を充実させる為にも上位看護加算の取得が必要である。 2. 看護部門の目標管理:看護部の方針に基づき年度毎の目標を設定し、 組織をあげて成果達成に努めているが、 看護部単独では解決できない問題 (例:看護周辺業務の外部委託などの間接業務) もある。 看護の質向上、 病院の経営改善のためにも看護部門から積極的に他部門への働きかけを必要とする。 又、 チーム医療を円滑にするためにも他職種間の連携を強化し、 評価に耐えうる専門性を発揮することが課題である。 【今後の改善方策、 将来構想、 展望等】 1. 患者サービスの徹底及び向上 1) 患者満足度の情報収集 2) 環境整備 3) 接遇 4) 患者家族の待合室の設置 5) ボランティア受入れの強化 6) ケースワーカー・ソーシャルワーカーの雇用促進 2. 病院経営への参画 1) 病院の健全な経営及び運営に対する積極的な発言 経営意識の向上を図る(コスト意識) 看護婦による診療報酬加算率のアップ 夜間勤務等看護加算・看護補助料の獲得と更に上位看護料の取得 (新看護2:1) 各種の指導料算定業務の推進 共通病床の効率的運用 3. 医療情報システム構築による業務の効率化と看護の充実 1) 電子カルテの導入 2) 看護支援システムによる看護ケア提供の充実 3) 地域医療との連携強化 4. 情報開示の取組み:インフォムドコンセントに基づいた対応 5. リスクマネージャーの選出と組織的活動 6. 外来看護の充実:退院サマリーの活用による患者指導 8. 救急患者受入れ体制の整備 9. 看護周辺業務の整理:外部委託 採血業務の中央化 ME機器の中央管理化 10. 医学部看護学科の実習受入れ開始に伴う教育環境の整備:臨床実習指導者の育成 |