2 中 央 診 療 施 設 等

救 急 部

【過去5年間の実績等】
1. 施設の特色等
(1) 大学附属病院は高度な救急・救命治療が行えるため、 宮崎県から救命救急センターとして認定されている (県地域保健医療計画)。
(2) 卒前・卒後における救急医学教育修練の場として活用している。
2. 診療体制
(1) 外来患者診療
 診療対象は、 原則として初期及び第二次救急医療機関から紹介された転送患者と救急隊が現場で三次対応であると判断した患者を診療する。 外来患者数:平成7年 (7,075名)、 平成8年 (5,204名)、 平成9年 (5,324名)、 平成10年 (4,836名)、 平成11年 (4,401名)。
(2) 入院患者診療
 疾患に対応した診療科が診療を行う。 ただし、 複数の診療科領域にわたる疾患については救急部が入院後も引き続き診療を行っている。 入院患者数:平成7年 (656名)、 平成8年 (754名)、 平成9年 (804名)、 平成10年 (658名)、 平成11年 (591名)。 入院患者数/外来患者数:平成7年 (9.3%)、 平成8年 (14.5%)、 平成9年 (15.1%)、 平成10年 (14.0%)、 平成11年 (13.4%) で、 ここ数年、 二次〜三次救急患者は外来患者の10〜15%を推移している。
3. 高度医療
(1) 救急患者専用病室を設け、 依頼された患者は全て収容している。
(2) ドクター・ヘリを運用し、 医療圏をこえた広域救急に対応している。
(3) 日本水難救済会と協定を結び、 洋上救急に対応している。

4. 地域医療への貢献


【点検評価】 (取組・成果・課題・反省・問題点)
 上記の(1)〜(2)を県内外に広報し、 積極的な運用をはかる。

【今後の改善方策、 将来構想、 展望等】
 現在本学グランドに設置されているヘリポートを新外来棟屋上に設置し、 救急患者の治療開始までの時間を短縮したい。 ドクターカーやドクターヘリを運用するシステムを作っていきたい。

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