(7) 修了者の進路状況
【過去5年間の概況】
本学大学院修了者は現在までに212名が修了しており、 平成7年度以降の修了者の進路状況は表4のとおりである。
表4 |
区分 |
修了者数 |
本 学 |
本学以外 |
助手 |
医員 |
研究生等 |
大学 |
病院 |
研究施設 |
その他 |
7年度 |
13 |
1 |
1 |
2 |
0 |
7 |
0 |
2 |
8年度 |
15 |
3 |
5 |
1 |
0 |
4 |
1 |
1 |
9年度 |
16 |
2 |
3 |
3 |
1 |
5 |
1 |
1 |
10年度 |
12 |
1 |
3 |
2 |
1 |
5 |
0 |
0 |
11年度 |
17 |
1 |
5 |
1 |
0 |
8 |
2 |
0 |
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【点検・評価】 (取組・成果・課題・反省・問題点)
大学院修了者は、 教育、 研究、 診療の第一線で活躍し、 それぞれの分野で指導的役割も期待されている。 平成7年度以降の修了者は73名であるが、 このうち、 34名と約半数の者が、 本学医学部の助手或いは附属病院の医員などとして採用されている。
また、 外国人留学生も約半数が本学招へい外国人研究生として、 引き続き研究を行っている。
【今後の改善方策、 将来構想、 展望等】
大学院修了者が引き続き研究に携わることができるように、 3年程度を限度とした基礎医員制度の創設が必要である。また教育研究及び研究職の活性化・流動化を促進し、 創造性を高めるため、 ポストドクトラルフェロー制度の確立による教員等の交流や期限付き助手の任用、 助教授・講師の再評価及び期限付き任用等も考慮する必要がある。
また、 日本学術振興会特別研究員等への積極的な応募、 推薦を行い、 継続的な研究の維持に努める必要がある。 これまで、 平成7年度以降、 日本学術振興会特別研究員に採用なった大学院修了者は1名である。
今後、 大学院修了後の大学独自の研究員制度の新設、 研究施設、 寄付講座等の設置について検討する必要もあろう。 |
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