2 大  学  院

(2) 学生生活への配慮
【過去5年間の概況】
 大学院生が、 在学期間中、 研究に専念できるよう授業料免除制度及び奨学金制度があり、 それぞれの基準に基づき授業料の免除及び奨学金が貸与されている。
 また、 学部学生に対する、 実験、 実習、 演習等の教育補助業務を担当させるティーチング・アシスタント及び本学が行う研究プロジェクト等を効果的に推進するため、 研究補助者として従事し、 当該研究活動に必要な補助業務を担当させるリサーチ・アシスタントの制度があり、 大学院委員会で選考の上、 採用している。 (表3のとおり)
 (授業料免除及び奨学金の資料は、 学部学生の欄に記載)
    表3
  ティーチング・アシスタント採用者数 リサーチ・アシスタント採用者数
7年度 43
8年度 43 2
9年度 42 5
10年度 47 9
11年度 53 9

※リサーチ・アシスタントは平成8年度から実施            
【点検・評価】 (取組・成果・課題・反省・問題点)
 前述した制度が、 大学院生の研究活動を側面から支えた効果は大きく評価できるものである。

【今後の改善方策、 将来構想、 展望等】
 優れた研究成果を上げるには、 経済的な基盤が確立されなければならず、 その意味では大学院生は経済的な基盤が弱いと言わざるをえない。 今後は、 第一種奨学金の採用者数及び額の増など奨学援助制度の充実が求められる。
 特に、 医学系学部以外の卒業生と私費留学生に対して、 他の経済的援助の方策についても検討する必要がある。

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