事務局長就任に当たって
平成14年１月１日付けで､ 東京大学経理部長から本学事務局長に就任しました｡
私は､ 今までの経験からして､ 医学部及び同附属病院関係の仕事に本格的に携わるのは初めての経験となりますと共に､ 宮崎の地にも縁がなかったこともあって､ 何から何までが極めて新鮮な思いと少々の不安とが入り交じった思いで赴任をして来ました｡
しかし､ 森満学長の強力なリーダーシップ､ 住吉・南嶋両副学長の的確なサポート体制に接し､ 更に､ しっかりとした事務局体制に接し居場所を得た思いを持ち､ この様な良い職場環境で本学の発展のため少しでもお役に立てるよう心を新たにしたところです｡
国立大学は今､ 歴史に残る大変革の時代を迎えているところであると思います｡ 国立大学法人化の問題と再編統合の問題です｡
本学でも､ 特に再編統合問題については宮崎大学との間でかなりの協議がなされて来ていると聞いています｡
統合は､ それぞれが有する組織､ 人的・物的資源等を原資とし､ これらを融合して将来を見据えた組織体制に再構築することにより､ 教育・研究基盤の強化を図る絶好の機会としてとらえることが出来ると思います｡
このような観点から､ 両大学が十分満足のいく再編統合の案が出来上がるように､ 学長のリーダーシップの下に､ ｢着眼大局､ 着手小局｣ の思いで微力を尽くしたいと思います｡
教職員の皆様からの御指導､ 御支援をお願い申し上げます｡
