看護部公開講座(第4回)を開催
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10月27日(土)・28日 (日) の両日、 隣接する宮崎県看護等研修センターにおいて、 宮崎県内の看護職者を対象に看護部公開講座を開催した。 本講座は、 本学看護職員が、 実践の場で活かせる知識と技術を県下の看護職者に広めることを目的に、 平成10年度から開催しているものである。 今年度は、 「看護婦が行う呼吸理学療法」 及び 「重症集中ケア」 をテーマに、 講義と演習を交えて行った。 「看護婦が行う呼吸理学療法」 では、 呼吸器系の構造、 呼吸のしくみとその障害及び排痰のメカニズム等の講義の後、 参加者がペアになり、 その理論を身をもって体験した。 また、 「重症集中ケア」 では、 看護の役割、 重症患者の特徴及び重症患者に必要なケア技術等の講義の後、 口腔ケア及びギャッチベッドの角度と身体のずれによる圧迫感等、 患者の立場も体験し 「なるほど」 とうなずいていた。 ハードスケジュールで懸命に取り組んだ中にも、 時折笑い声の起こる2日間であった。 なお、 例年実施している参加者へのアンケートでも、 「受講後、 自分の施設で日常の看護に活かせるか」 の設問に、 ほとんどの参加者が 「活かせる」 と回答していることから、 充実した講座内容であることが伺える。 講師等は下記のとおり。 記 看護婦が行う呼吸理学療法 長 崎 玲 子 (看護婦長) 楠 見 和 子 (副看護婦長) (呼吸療法認定士) 小 田 浩 美 (看護婦長) 上 森 しのぶ (看護婦長) 柚木崎 智 子 (副看護婦長) 重症集中ケア 弓 削 郁 代 (副看護婦長) (呼吸療法認定士) (重症集中ケア認定看護師) |
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本学看護職員の指導の下、 呼吸介助に
取り組む参加者 |
ギャッチベッドの角度と身体のずれによる
圧迫感を体験 |
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目次 |