平成13年度留学生の集い

 恒例の 「留学生の集い」 を12月6日 (木) 17時15分から19時15分まで本学福利棟内食堂にて開催した。
 今年度の集いは留学生から、 もっとフランクに参加できる方が良いという意向を考慮して、 文化交流を目的とした参加型アトラクションを付加し、 大いに賑わった。
 森満学長の挨拶・乾杯で始まった集いは、 清武町国際交流員ジェームス・トパム氏による来賓挨拶の後、 参加した留学生と外国人研究者全員による日本語でのスピーチが行われ、 また、 それぞれの家族も紹介されて歓談の輪が広がった。
 続いて、 文化交流としてのアトラクションが催され、 感嘆や歓声、 笑い声が溢れる楽しいひとときとなった。
 まず、 「母国語紹介」。 これは、 世界の言葉を生で聞く機会を提供したいと企画されたもので、 留学生・外国人研究者・外国人教官が語る、 いろいろな言語による同じ内容のスピーチは、 非常に興味深いものであった。 たとえば、 中国からの留学生は、 その出身地で発音が違い、 言葉が互いに解らないため、 共通語である標準語で語り合っていること。 また、 インドからの留学生は互いのインド語が通じないため、 英語で語り合っていることなど、 国籍が同じでも多種多様な言語があることを知る良い機会となった。
 次に、 留学生・外国人研究者及びその家族に日本の伝統文化を体現する機会を提供するため、 「点茶会」 及び 「四半的 (ミニ弓道) 試射会」 が開かれた。 参加者はそれぞれのコーナーで自ら茶を点てたり、 客となって服したり、 あるいは弓を射たりして、 日本の伝統文化を大いに楽しんだ。
相互交流を深めた集いは、 南嶋副学長の閉会の挨拶で幕を閉じた。






目次