宮崎大学医学部 放射線医学講座
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当科における主な診療疾患
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消化器
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当科においての主な検査・診療方法
検査
治療

当科における主な診療疾患

消化器
  1. 消化管癌(食道癌・胃癌・大腸癌)の診断:内視鏡検査による消化管癌の早期発見、造影X線検査および超音波内視鏡検査、拡大内視鏡検査、CT、MRI、核医学検査による病期診断をはじめとする精密診断を行っています。


  2. 肝癌、膵癌の診断:超音波検査、Multislice-CT(多列検出器CT)、MRI、血管造影、IVR-CT等を用いた肝癌、膵癌の精密診断を行っています。

  3. 内視鏡を用いた治療:早期消化管癌(食道癌・胃癌・大腸癌)をはじめとして粘膜下腫瘍、カルチノイドなどに対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)などの低侵襲な治療。消化管の狭窄に対するバルーン拡張術やステント治療、経口摂取困難に対する内視鏡的胃瘻造設術(PEG)など。


  4. 肝癌に対するIVR(interventional radiology):従来の血管造影におけるテクニックを用いた肝癌に対する低侵襲治療で、肝癌に流入する動脈に抗癌剤を直接流す方法(動注)や腫瘍の栄養血管を絶つ方法(塞栓術)とを単独あるいは併用することで、効率的に治療可能が可能となります。また、超音波(エコー)やCTガイドにて、肝内腫瘍を直接穿刺して、無水アルコールを注入して腫瘍を壊死させる方法(PEIT)や電磁波であるラジオ波にて熱凝固する方法(RFA)も行います。またこの他にも肝臓内の腫瘍に持続的に直接抗癌剤を流すことで副作用を少なくして抗腫瘍効果を高める治療(抗悪性腫瘍剤持続動注療法と言う)を行うために、体内に留置用カテーテルと薬剤を注入するためのポートと呼ばれる小さな器具を埋め込む肝動注リザーバー留置術も行っています。


  5. 膵癌に対する集学的治療:早期に発見されにくい膵癌は、発見時に肝臓に転移していることが多々あります。この場合には、手術による治療となりにくく、予後もあまり期待できません。このような患者さんに対して、動注リザーバーを留置して、膵癌と肝内転移病変に抗癌剤を直接注入するとともに、原発である膵癌に対しては、放射線治療(原体照射と呼ばれる局所に集中的に放射線を当てる方法を行います)や温熱療法(腫瘍部分を加温)を行います。単独の治療法では効果が少ないものでも、患者さんの状態により組み合わせて行うことで、治療効果を高めることができます。


  6. 食道癌の放射線化学療法:放射線治療と抗癌剤による化学療法の併用療法で近年外科手術に匹敵する成績が得られつつあります。
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