日本医学教育学会 倫理プロフェッショナリズム委員会主催

「臨床倫理(第4回白浜記念)ワークショップ2014@東京」ご案内
The 4th Shirahama Memorial Workshop on Clinical Ethics in Tokyo 2014


日本医学教育学会倫理教育・行動科学委員会の中心メンバーとしてご活動下さっていた故白浜雅司先生の遺志を継ぎ、2009年に「臨床倫理(第1回白浜記念)ワークショップ」を開催しましたが、この度、第3回(2013年)に続き、第4回を企画致しました。奮ってご参加下さい。

主催:日本医学教育学会 第17期倫理プロフェッショナリズム委員会

日時:
2014年3月15日(土曜)13:00〜19:00
2014年3月16日(日曜) 9:00〜16:30

会場:
東京大学本郷キャンパス医学部総合中央館(図書館) 3階
(地図)http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_01_j.html

WSの一般目標:
●臨床現場の倫理(臨床倫理)を多様な視座から検討し、現場に活かせる「倫理」を考え、病院職員等に対する効果的な臨床倫理の教育方法を、多種多様な方法論を用いて考察します。

今回は「マンガや映画、小説やノンフィクション等を用いた教育」の可能性を探求します。
※倫理プロフェッショナリズム委員会では『生命医療倫理教育に有用な映画作品リスト』を作成しました。
http://jsme.umin.ac.jp/ba/eas/jmse_recommend_movies.html

●また昨年同様『ユネスコ生命倫理ケースブック翻訳版』を用いた事例検討も行う予定です。本ケースブックには63の実際の事例が紹介されており、症例提示と裁判所判決、そして倫理的考察がコンパクトにまとめられ、臨床倫理の学習・教育に非常に役立つものになっています。
※日本医学教育学会では、平成25年度初頭から翻訳事例を学会HPに掲載しています。
http://jsme.umin.ac.jp/ba/eas/report_unesco/report_unesco.html

募集人数・対象:
48名(6グループ×8名)、医療専門職(医師だけではなく、看護師はじめ、コメディカルなどの多職種)と一般市民の方々を想定していますが、臨床倫理に関心のある方ならどなたでも参加可能です。奮ってご参加下さい。

参加費
参加費(資料代を含む)5,000円、懇親会費 3,000円(希望者のみ。事前申込必要。)

募集締切:2014年3月3日→3月10日まで延長しました。
※募集人数は定員間際のため「若干名」です。 

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尚、定員を上回る応募がありました場合は、同一施設内の人数を制限させて頂くこと、また初参加になる方を優先する場合もあります。予めご了承下さい。
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プログラム
WSの作業は、講師からのレクチャー、スモールグループ活動とプレゼンテーションを合わせて、ひとつのセッションで100分〜120分を基本としています。予定しているセッション内容は、下記の通りです。
※プログラムは変更されることがあります。ご了承下さい。


<3月15日(土曜)>
1. 臨床倫理総論:ユネスコケースブックと映画作品
浅井篤(熊本大学大学院生命科学研究部)

2.「ブラよろ」と「もはヒポ」で考える医療専門職のプロフェッショナリズム
尾藤誠司(東京医療センター)

3. 現代医療現場の臨床倫理問題
三浦靖彦(東京慈恵会医科大学附属柏病院総合診療部)

<3月16日(日曜)>
4. マンガで学ぶ生命倫理
児玉聡(京都大学大学院文学研究科倫理学分野)

5. 強制退院と診療拒否
山ア祥光(井上法律事務所)
 
6. 臨床倫理委員会
板井孝壱郎(宮崎大学大学院医学獣医学総合研究科)



応募方法:
参加希望の方は、以下のURLにアクセスしてお申込みフォームに記入して下さい。
https://www1.medc.gifu-u.ac.jp/reg_seminar/seminar2014_sirahama_01.php


問い合わせ先
日本医学教育学会 倫理プロフェッショナリズム委員会
ワークショップ運営事務局
e-mail: rinripro@gmail.com (大生・井上)