日本医学教育学会 倫理プロフェッショナリズム委員会主催
「臨床倫理(白浜記念)ワークショップ2009@東京」ご案内
例年、医学教育学会倫理教育・行動科学委員会が白浜雅司先生を中心に行っていた
ワークショップを新委員会が先生の遺志を引き継ぎ、2009年記念ワークショップ(WS)として行います。
どうか奮ってご参加下さい。
申込みを締め切りました! ご応募ありがとうございました。
主催:
日本医学教育学会倫理プロフェッショナリズム委員会
日時:
2009年11月22日(日曜)13:00〜19:00まで
2009年11月23日(祝日)9:00〜16:30まで
会場:
聖路加看護大学 3階 302講義室
http://www.slcn.ac.jp/access/index.html
大学の正面入口から、お入りください。(下記、写真をご参考ください。)
概要:
今回のWSの一般目標は「臨床倫理とプロフェッショナリズムについて学ぶ」です。
WSの作業はスモールグループ活動とプレゼンテーションを合わせて60分、
講義は30−45分程度を想定しています。
規模は50名程度を想定しており、6−8のグループを作ろうと考えています。
(グループ分けなどは主催者にお任せ頂きます。)
参加対象は医療従事者を目指す学生、医療従事者(臨床現場で臨床倫理の実践ができるため
にはどのような教育をすればいいのかなどをお考えの方)、医学教育関係者(行動科学、
倫理、法律、哲学、教育、心理など)を考えています。つまり、医療・医学教育など関係者全て
を考えています。
ご興味がある方、ご参加ください。
なお、定員を上回る応募がある場合が同一施設内の人数を制限させて頂くことがあるかも知れません。
予めご了承ください。
11月22日(日) | ||
13:00−13:30 | 開会の辞および「倫理プロフェッショナリズム委員会の活動趣旨と臨床倫理WSの目標について」 | 後藤英司(横浜市立大学医学部、倫理プロフェッショナリズム委員会委員長) |
13:30−14:00 | 「臨床倫理とプロフェッショナリズムの関係について」(講義) | 板井孝壱郎(宮崎大学医学部) |
14:00−15:00 | WS1「アイスブレイク+臨床倫理およびプロフェッショナリズムに関わる現場の問題・悩みを参加者それぞれに挙げていただきます」(スモールグループ・ディスカッション) | |
15:00−15:30 | 【休憩】 | |
15:30−16:15 | 「職業倫理とプロフェッショナリズム:哲学的、歴史的観点から」(講義) | 田中朋弘(熊本大学文学部) |
16:15−17:15 | WS2:講義の中で提示された課題や問題点について議論します。 | |
17:15−17:30 | 【休憩】 | |
17:30−19:00 | プロフェッショナリズムについての悩ましい事例、グレイな領域、異論がある点について、問題提起のための講義(30分)」とWS3(60分)を行います。 | 尾藤誠司(東京医療センター教育研修部) |
19:00〜 | 懇親会 |
11月23日(勤労感謝の日) | ||
9:00−10:30 | 英国The Mental Capacity Act 2005(略称:MCA)解説(30分)とわが国の医療現場の関連問題についてのWS4を行います(60分) | 児玉知子(国立保健医療科学院国際保健人材室) |
10:30−12:00 | 「哲学カフェ」(講義とWS5) | 中岡成文(大阪大学文学部) |
12:00−13:00 | 昼食 | |
13:00−16:00 | 臨床倫理セッション | |
#1 四分割表を用いた臨床倫理アプローチ解説(30分)および事例提示(ケース1) | 本村和久(沖縄県立中部病院総合内科) | |
#2 薬剤師からみた臨床倫理問題と5分割表(30分)および事例提示(ケース2) | 川村和美(スギメディカル研修センター) | |
#3 事例についての質疑応答 | ||
#4 WS6: 本村・川村両氏から提示された2つの事例をスモールグループで検討します(約60分) *事前に事例は提示され、グループごとに分担の予定です。 |
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16:00−16:30 | 総括および閉会の言葉 | 大生定義(立教大学社会学部、倫理プロフェッショナリズム委員会副委員長) |