第8回宮崎大学医学部熊本県人会が、令和7年11月28日に開催されました。
今年も盛会のうちに開催され、参加者は過去最多となる28名に達し、昨年から続く増加傾向がさらに強まっております。近年は幹事の若返りが進み、若手医師の参加が目立つようになっておりますが、本年度は研修医2名、専攻医1名を含む13名もの新規参加があり、特に活気に満ちた会となりました。初めて参加される若い先生方が多かったことで、会全体の雰囲気は一段と明るくなり、医局や診療科の垣根を越えた交流が深まるとともに、宮大出身者同士のネットワークが確実に広がっていることを実感いたしました。また、本年は篠懸会から船橋英樹副会長(23回卒)にもご参加いただき、県人会と篠懸会との連携が一層強化された、非常に意義深い機会ともなりました。
総会では、議案の一つとして幹事選任が行われ、遊佐俊彦先生(33回卒)が新たに幹事をご担当くださることが承認されました。遊佐先生には、これまでのご尽力に加え、今後ますます本会の発展にお力添えをいただけるものと期待しております。
続いて開催された講演会では、熊本赤十字病院 総合内科・代謝内分泌科部長の加島雅之先生(23回卒)に、漢方薬に関する大変興味深いご講演を賜りました。臨床における漢方の位置づけや実際の処方の考え方など、日常診療に直結する内容をわかりやすく解説していただき、参加者からも大変好評でございました。
本年度の熊本県人会は、新しい世代の力とこれまでの伝統的なつながりがうまく融合し、今後の発展に向けた大きな一歩となりました。今後もより多くの出身者の参加を得ながら、世代を超えた交流がさらに発展していくことを期待しております。
宮崎大学医学部熊本県人会 会 長 大竹秀幸(11回卒)
宮崎大学医学部熊本県人会 事務局 東 隆行(12回卒)
