令和4年7月30日、大阪にて関西在住の宮崎医科大学卒業生10人が会場で、10人以上がオンラインで参加して、1期生の宮崎大学フロンティア科学総合研究センター特別教授、中里雅光先生に「基礎研究の成果を臨床の現場へ -糖尿病とがんの研究から-」という演題で講演していただきました。
前月に恩師の松尾壽之元学長がご逝去されたそうで、松尾先生との思い出を懐かしく語られていました。
アミロイドポリニューロパチーからグレリンに至るまで、生化学的研究とその臨床応用について大変分かりやすく講演していただきました。

中里先生と私は同期ですが、勝木司馬之助初代学長が講義で、私には全く記憶にない「教科書に書いていないことを講義で教える」と言われたことを自らの講義で実践してこられたという話には感心しました。

懇親会はコロナ禍ですので取り止め、講演終了後は残念ながら解散しました。

〔文責:東 強(昭和55年卒)〕