宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2019年04月01日更新

2019年度・新研修医オリエンテーションが始まりました!

2019年度・新研修医オリエンテーションが始まりました!

本日4月1日(月)から、宮崎大学医学部附属病院・新人研修医へのオリエンテーションが始まりました。2019年度の新規採用研修医は、医科31名+歯科4名の計35名です。


少し肌寒く感じる強風の中で、新研修医35名の集合写真


初日オリエンテーションの様子               小松センター長から熱いメッセージ

これからの1週間で、医学生から脱皮し医療人・社会人として実際の現場で働けるように心と体を準備していく必要があります。臨床倫理、医療安全、感染対策、症例プレゼンテーションやコンサルト技法、診療録記載法といった、医師に求められる基本的な知識と態度とを習得していっていただきます。また、医療シミュレーターを用いた各種採血や経鼻胃管挿入、縫合などの基本手技実習や一次・二次救命処置といった実践的研修を通じて、臨床基本技能の訓練も行っていきます。

初日の今日は、まず午前中に小松センター長から2年間の研修プログラムや症例経験・レポート作成方法等の概要説明がありました。そして折しも新元号『令和』の全国へ向けた発表が11時40分頃あり、ちょうどこのセッションが終わる時間帯に研修医の皆さんに向かって新元号を宮内の口から告げることができました(まるで官房長官!?)。本当の改元は5月からですが、やはり新しい時代の到来を感じる出来事ですし、リアルタイムでその空気感を皆さんと共有できたことは喜ばしいことだったかなと思います。

午後は臨床倫理や医療安全管理についての講義を新規採用全職員と合同で聴講した後、再び研修セミナー室に戻って卒後臨床研修センター所属のアドバイザーの先生方との懇話がありました。研修医3〜4名に対しアドバイザー1人が配置されますが、今日はそのグループごとに固まりを作り、その中でそれぞれの自己紹介や、研修生活を始めるにあたっての疑問や不安をぶつけてみたりと、活発な会話を繰り広げて頂きました。午前中は堅い話が続き緊張感が漂っていましたが、夕方になりアドバイザーの先生方と話しをする頃にはようやく肩の力が抜けてきたようです。会話を通して、隣に座る初対面の研修医がどんな人物なのか次第にわかりあえてきたようにも見えました。

明日もまた、分単位のハードスケジュールが続きます。新研修医の皆さん、来週からスムースに医療のreal worldで研修を始められるよう、頑張っていきましょうね!

(卒後臨床研修センター 副センター長 宮内 俊一)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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