令和6年3月28日(木)、宮崎大学医学部附属病院(以下、本院)において、特定行為研修修了式が挙行されました。
本院では、令和5年2月22日付けで厚生労働省から看護師特定行為研修の指定研修機関として指定を受け、令和5年度より看護師特定行為研修(外科術後病棟管理領域パッケージ)を開始しています。
「特定行為に係る看護師の研修制度」は、保健師助産師看護師法に位置付けられた研修制度で、平成27年10月から開始されました。研修の受講により、一部の医行為を手順書のもと、診療の補助(特定行為)として行えるようになります。特定行為研修は、団塊の世代が75歳以上となる令和7年を見据え、今後の急性期医療から在宅医療等を支えていく看護師の計画的な養成を目的としています。
修了式では帖佐悦男病院長より「学んだことを活かし質の高い医療に努めてください」と激励の言葉がありました。それに対し、研修生代表の杉尾晴香さんから「チーム医療における役割を果たし患者様によりよい医療を提供できるよう努めて参ります」との誓いの言葉が述べられました。
これからは、看護師特定行為研修修了者として、本院を含む県内の病院で勤務し、地域医療への貢献が期待されます。