ヘッダ
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 本年8月1日より、眼科の診療長として就任いたしました池田康博(いけだやすひろ)です。よろしくお願い致します。物心ついた頃から福岡を離れたことがなく、宮崎での生活に大きな不安を持ちながらやって来ましたが、医局のみなず病院スタッフの皆様にも温かく迎えられ、すっかりこちらでの生活を楽しんでいます。美味しいものが多く、体重が増加傾向です(;_;)。

 

眼科は特殊な診療科で、患者様を失明から守ることを使命としてわれわれ眼科医は日々の診療に力を注いでいます。外部情報の80%以上を視覚から得ていますので、失明により日常生活が大きく制限されることは容易に想像ができるだろうと思います。

宮崎県の失明を少しでも減らせるよう、大学病院だけでなく、地域医療も充実させたいと思っています。

 

現在、外来診療の待ち時間がとても長くなっており、受診して頂く患者様には本当に申し訳なく思っております。今後は待ち時間の短縮を一つの目標として、効率的な診療を心掛けるとともに、予約システム等の診療体制の改善を検討していきます。

まずは、新患の来院時間を「8時30分から9時30分」と「9時30分から11時」の2つの枠に分けて予約を取る予定です。試行錯誤はあると思いますが、患者様に受診して良かったと感謝して頂けるような眼科を目指したいです。これからの当院眼科に注目して下さい!

 

略歴:

1995年 九州大学医学部 卒業

九州大学医学部眼科 入局

2004年 九州大学病院眼科 助手(現、助教)

2015年 九州大学病院眼科 講師

2016年 九州大学大学院医学研究院眼病態

イメージング講座(寄附講座) 准教授

2018年 九州大学大学院医学研究院眼科学 准教授

2019年 宮崎大学医学部眼科学 教授

 

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宮崎大学医学部附属病院では、内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」の最新モデルを令和元年9月に導入しました。

 

ダビンチとは、「ロボット」「コンピュータ」「光学」の各技術を応用して、人間だけで行う手術よりも安心、安全な低侵襲手術を支援するための医療機器のことで、次のようなメリットがあります。

 

 ・高倍率3D HDの画像により立体的な視野の

  拡大画像を見ることができる。

 ・手術時の手ぶれを補正するため、繊細な手術に適する。

 ・人間の手よりも大きな可動域を持つため、

  複雑なアプローチが可能。

 ・切開部が小さく傷痕を最小限に抑えられる。

 ・出血の抑制。

 ・合併症リスクの低減。

 ・鎮痛剤投与量の低減。

 ・入院期間の短縮。

 ・より早い回復。     etc

 

ダビンチは、主に「泌尿器科」「一般消化器外科」「婦人科」「胸部外科」などの領域で手術が行われており、当院では現在「泌尿器科」において「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術」を行っています。

国内では、年々保険適用となる術式も追加されており、当院においても、今後、領域や術式の拡大を順次行っていく予定としています。

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2019年11月10日(日)、宮崎県内陸部地震・新燃岳噴火・南海トラフ地震による複合災害の発生を想定した、「令和元年度九州・沖縄ブロックDMAT実動訓練」が宮崎県内にて実施され、基幹災害拠点病院及び宮崎東諸県地区のDMAT活動拠点本部である本院も訓練に参加しました。

 

本院からは、DMAT隊員20名がそれぞれの活動場所で九州・沖縄各県から参集したDMAT隊等の関係機関と連携し、記録・通信・病院支援及び現場活動の指揮・調整等を行いました。

また、院内では簡易的な病院災害対策本部を設置し、病院災害対策本部長の指揮のもと、本院職員や応援に来た県外のDMAT隊員と協力して院内の診療統括やロジの作成を行い、傷病者の受入や院外搬出の調整訓練を実施しました。

 

災害発生時、本院が地域医療の中核的存在として貢献するためにも、今回の訓練で明らかとなった課題について検討を進めると共に、今後も積極的な災害訓練への参加と職員のスキルアップに努めて参ります。

 

※DMAT

災害時に被災者の生命を守るため、被災地に迅速に駆けつけ、救急医療を行うための専門的な医療チーム

 

宮崎東諸県地区DMAT活動拠点本部(救命救急センターヘリポート棟にて設置)

 

病院災害対策本部(救命救急センターヘリポート棟にて設置)

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この度、時間外会計と時間外入退院手続きに訪れた方用の待合室を設置致しました。

 

待合室には、10名程が座ることのできる長イス、車いすの方専用の待合スペース、空調、呼び出し用のマイク、お待ちの間ご覧頂けるテレビを設置しております。

 

以前より、院内へ寄せられる患者さんのお声の中に「時間外待合スペースは入口の自動ドアが開閉する度に寒い。」とのご意見を頻繁に頂いておりました。

 

今回の設置をきっかけに、時間外にご来院されることとなった方々のご不便が改善される見込みです。

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昨年度に引き続き、今年度も市民公開講座を開催させて頂きます。

ご興味のある方はぜひお申込み下さい。(人数に限りがございます。)

 

主催:宮崎県がん診療連携協議会

日 時:令和2年2月 29日(土)

    12:00~16:00(※11:30~ 受付開始)

場 所:シーガイア コンベンションセンター

会 場:ファウンテン、オーチャード

 

プログラム:一般講演 (13:00~14:00)

 

「もっと身近に、緩和ケアー緩和ケア病棟の上手な使い方ー」

  宮崎市群医師会病院 緩和ケア科医長  内藤 明美 医師 

 

「がん患者・家族の、安心・安全な在宅療養を支援する」

  クリニックうしたに 院長  牛谷 義秀 医師

 

    特別講演・演奏 (14:30~15:30)

      村上三弦道   村上 由哲 氏

 

      催し物 (12:00~16:00)

 

人 数:150名(先着順)

 

※お申し込みにつきましては、下記のポスターをご参照下さい。

宮崎緩和ケアセミナー 2020ポスター

 

皆様のご参加をお待ちしております。

 

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 今年も、みやざき子ども文化センターの方々にご協力頂き、小児病棟に於いて10月にハロウィンコンサート、12月にクリスマスコンサートが開催されました。

 

ハロウィンコンサートでは、子ども達も、当院職員も仮装し、皆がコンサートの雰囲気を盛り上げてくれました。

 

クリスマスコンサートでは、クリスマスソングはもちろんのこと、2020年応援ソングでもある「パプリカ」なども演奏され、今年を締めくくると同時に来年へ弾みのつく素晴らしい演奏内容でした!

 

2020年が、皆様にとって幸多き1年となりますよう、心より願っております。

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メディア企画室より定期作成されている、宮大NEWSをお届けします。

「ブラックジャックセミナー2019」

未来の医療を担う人財を発掘しようと、高校生を対象にした「ブラックジャックセミナー」が開催され、今年は42人の高校生が参加し、様々な最新医療を体験しました。

 

「医学部附属病院 大規模災害訓練」

医学部附属病院で地震災害を想定した大規模災害訓練を行いました。 医師や看護師など総勢200人余りが参加し、災害発生時の緊急対応力向上に向け、訓練に取り組みました。  

 

メディア企画室より定期作成されている、宮大NEWSをお届けします。今後も当院で実施されたことを配信していく予定です。

ぜひ、ご覧下さい!

※写真をクリックすると、YouTubeページへとジャンプします。

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