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第51回宮崎救急医学会 開催報告

更新日:2018.03.28

2018年2月18日 第51回 宮崎救急医学会が宮崎大学医学部で開催されました。今回は日曜日開催、午前開始とさせていただきましたが、172名の参加がありました。医師、看護師、コメディカル、救急隊からの一般演題25題とに加え、医学生・研修医セッションにおいては14演題と非常に多くのご発表があり、活発な議論がなされました。また、今回の学会テーマは「外傷医療におけるInter-Professional Work(IPW; 多職種連携)」とさせていただきました。パネルディスカッションでは外傷医療に従事される様々な診療科、Co-medicalの方、5名にそれぞれのご立場から発表していただき、宮崎県内における外傷医療の課題と問題点についてご協議していただきました。治療経過の各時相において関連する各専門診療科が適切な治療をシームレスに行うだけでなく、多職種間で共に理解・協力しいわゆる『チーム医療』を充実させ「Face to Face」な関係性の構築が最も重要であるとの結論であったと思います。今後の宮崎県の外傷医療の発展が期待できるパネルディスカッションでありました。
特別講演では帝京大学医学部附属病院救急科外傷センター 教授/センター長 新藤正輝先生をお招きして、「重度救急外傷における初期対応の重要性〜多職種連携による質の向上」と題して、重度外傷に関する初期診療の重要性、治療戦略に関してわかりやすくお話しいただいたのはもちろん、多職種のチーム医療の構築においては、当学会でのパネルディスカッションを総括していただき非常に有意義な会であったと思います。
今回の開催にあたり、宮崎救急医学会幹事の方々をはじめ、ご参加いただいた皆様に多大なご協力を賜り心より感謝申し上げます。

 

パネルディスカッション(写真)
特別講演(写真)
会場(写真)

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