杉山 崇史

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杉山 崇史

 愛知県名古屋市の郊外出身で、宮崎で大学生活6年間を過ごした後、静岡県浜松市の聖隷浜松病院で初期研修から神経内科専門医を取得するまで合計7年間の研鑽を積んでから再び宮崎に戻ってきました。
今は基礎医学系の機能生化学で基礎研究中心の生活を送っています。研究内容につきましては研究紹介をご覧ください。

 医師としての駆け出しの時期に、市中の急性期病院で臨床に明け暮れて、患者さんに向き合い、最善と考えられる治療を行う一方で、治療困難な神経難病に対しても日常生活や心理面をサポートできるように努力してきました。しかし、どんなに頑張っても治せない時や、診断を説明する時に原因はまだ分かりませんとしか言えない場面で苛立つようになり、難病の病態解明の糸口になる研究を自分も行ってみたいと思うようになりました。
 宮崎大学の神経内科は、最近でこそ少しずつ人が増えていますが、私が来た時には大学所属の神経内科専門医が私を含めて3人しかいませんでした。小さくても、これから大きくなろうとしている組織には、決まったレールはありませんでしたが、新しく来た人間にも自由にやらせてくれる雰囲気がありました。
今、私は臨床から少し離れて、神経変性疾患にも深く関わる小胞体品質管理の基礎研究をしています。

 既存の医学を学ぶだけではなく、新しい神経内科医療を自分で作っていきたいと心に秘める気骨のある人たちには、ぜひ一度宮崎に遊びに来ていただきたいと思います。

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